長崎カステラの商標について
長崎といえばカステラ
長崎カステラの伝統を守るために
長崎は出島に伝来して以来、数多くの先人たちの努力と創意工夫で現在のようなカステラになったと言われています。
このカステラの伝統を守るべく、私たちは切磋琢磨をしてまいりました。長崎といえばカステラといわれるようになりました。
しかし、長崎以外の地域で作られたカステラを「長崎カステラ」と表記するメーカーが増え始め、流通するようになりました。
すると、一般消費者は長崎カステラというパッケージだけを見て、「長崎で作られたカステラなのだ」と誤認するケースが増え、問題になってきました。
そこで、 平成18年(2006年)4月に、地域団体商標制度の開始に伴い、長崎県菓子工業組合が「長崎カステラ」を商標申請しました。
地域団体商標とは
地域ブランドをより適切に保護することにより、事業者の信用の維持を図り、 産業競争力の強化と地域経済の活性化を支援するため地域の名称と商品の名称等からなる商標について導入された制度です。詳しくは特許庁のウェブサイトをご覧ください。
長崎カステラの取り組み
長崎心泉堂のカステラの製造会社である株式会社長崎製菓は 長崎県菓子工業組合より「長崎カステラ」認定審査会において合格加盟店とされています。
長崎県菓子工業組合では長崎カステラの特徴である「しっとりとした上品な甘さ」を探求し、安全・安心の法令を遵守し品質の向上に努めています。
株式会社長崎製菓は「長崎カステラ」商標使用 許可書(許可番号 第066号)を受けております。